2022/10/31 08:14
お客さんと日常的な会話をしている中で
「こどもでも使い易くて釣れるルアーってないですかね?」という問いかけに
「確かに、自分たちで簡単だと思っていても、簡単じゃないかもですね…
シンキングスィッシャーも巻くだけで釣れるけど、スピードやレンジも大事ですしね…」
簡単な操作で釣れるルアーか…
ありそうで、実は無いかもなぁ…
そんな事をイメージしながら別件でオリカラの打ち合わせをしている時に
ラッキークラフトさんから
「ビーフリーズでこうすると尻下がりで浮くんですよー!」と教えてもらい
じゃあこうしたらこうなって、こうで…ああで…そうなるから…
こういうのできますかね??って確認したら
「やってみましょう!」という流れで企画がスタートしました
まずは初回プロトを作ってもらいテスト釣行
キビキビとした動きの中にレスポンスの良い浮上アクション
「これはなかなかいいかも!」と思いながらテストを繰り返すも
単調なアクションが故に見切られそうな気がしてきて、更に妄想が膨らみ
再度セッティングを見直したものを相談したら
「やれるところまでトコトンやりましょう!」的な流れになったので
細かなウェィトセッティング
を4パターン製作してもらい、色々なユーザーさんと実釣を交えながら
検証を繰り返しました
釣れた時のアクション、というか、釣れた時のアングラー側の動作に共通点があり
これはなかなかにやばいものが出来たと感じました
【投げて、巻いて潜らさせて、止めて浮かす】
ただ単純な動作の中で様々な【変化】があり
それが本能に訴えかけ魚が反応するんだと確信
スピニング、ベイト、どちらでも扱いやすいウェイトセッティングなのでスタイルやフィールドに合わせてもらえることもわかり、開発も順調に進みました
【動きや喰わせのキモとなる独自のウェイトセッティング】
キャストの時、ウェイトが後方に移動
飛距離アップにもつながります
巻き始めるとバランスウェイ後方に半固定し
安定した泳ぎを見せます
そして、トゥイッチを加えると前方にウェイトが移動(することもある)
重心が頭寄りになり動きにも変化が出ます
そして、ここが重要なポイント!
巻いてる最中はどこに移動ウェイトがあるのか分からないので
止めた時の浮上アクションがその都度違う可能性があります
ここが簡単に釣れるルアーの要素が入っているんだと
勝手に想像しております(笑)